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リコのCFG神戸との出会い ~ワナにかかった!?《後編》~

第1回CFG神戸まで約1ヶ月にせまったある日、
(ターザン→ターザン、わたし→リコ)


ターザン「そろそろ、司会を誰がするのか公表するか~。」

リコ「え!?ちょ、ちょっと待って・・・まだ決心ついてないし。。。」

ターザン「大丈夫、できる、できる。」

リコ「いやっ、ちょっと、だって、何しゃべったらいいかわからんもん。」

ターザン「原稿作るから、それ読むだけでいいやん。どう?」

リコ「・・・まぁ、それならできるかも。」

ターザン「ほな、する? よし!公表するか!」

リコ「いやっ、あかんて、まだせんといて~。」

ターザン「しゃーないな~。もうちょっとだけ公表待ったるかっ。」

リコ「よかったぁ・・・。」

  (っていうか、あれ?なんか、司会するって決まってもた???)


このままいくと、司会をさせられると思いました。
確・実・に、司会をする日がやってくると思いました。

やばいです!

なんせ、人一倍あがり症、人前が苦手、
通知簿にはいつも「消極的」と書かれていたわたしです。
どう考えても司会向きじゃないですよね?

でも、人間、追いこまれるとどうなるか・・・。
なんとかこなすために、どうすればいいのか考え始めるんですよね。
もうこのとき既に「司会をなんとかしてやり遂げるには・・・」
という気持ちになっていました。

そして私は、この日の会社帰り、本屋さんへと向かいました。
「司会」って一体どういうものなのか、
具体的にどうやればいいのか、一度調べてみることにしたんです。
(もちろん、立ち読みで(笑))

司会の本は何冊かあったけど、
“セミナーの司会”なんてものについて書かれた本はなく、
結婚式の司会か、記念式典などの司会、もしくは宴会の司会がほとんど。
それでも、なんとか自分なりに、
「こんな風にすればいいのかな・・・」というイメージはつかんだのです。

第1回CFG神戸まで約1週間にせまったある日、
(ターザン→ターザン、わたし→リコ)


ターザン「もう待たれへんでぇ~。リコさんが司会って公表するで!」

リコ「え・・・う、うん。。。」

ターザン「おっ!! やる気になったな?」

リコ「知らんで~。わたしが司会したら、会場全体が緊張したりして。」
  「こ、こ・・・こんにち・・は。シ、シ、C、CFG神戸へ・・・」
   
ターザン「いいねぇ~(笑)」

リコ「やっぱりさ~、自分で原稿書かな前でしゃべられへんと思うねん。」

ターザン「そんなん、あたりまえやん!」

リコ(・・・最初からそのつもりやったんか!?)

ターザン「まぁ、上手にしゃべれんかってもいいよ。
   でも、一生懸命せなあかんで?
   “司会するのが初めて”っていうのは、言い訳にならへんで?
   それは、こっちの事情であって、
   参加者の人には関係ないことやねんから。」

リコ「そりゃそうよね。わかった。頑張るわ。
   原稿書いたら見てくれる?」

ターザン「ええよ。」

そしていよいよ、2004年1月31日“第1回CFG神戸”当日!


会場に向かう車の中で“予行演習”が始まりました。
もちろん観客は誰もいませんが・・・(笑)

運転しながら・・・CDは切って、、、と。
(わたし→リコ、参加者の方々(リコ2役)→みなさん)

リコ  「みなさん、こんにちは~!」

みなさん「こんにちはぁ。」

リコ  「本日は、第1回CFG神戸へ参加していただき、
     ありがとうございます。
     わたくしは、司会進行役をさせていただきます、
     ○○○子と申します。よろしくお願いします!」

リコ  「え~・・・」


運転しながら、司会原稿3回転・・・。
(前夜の練習もいれたら6回転(笑))

まだ予行演習だというのに、心臓はドキドキ、喉はカラカラ。
ものすごく緊張が高まってきました。
「こんなんで、本番大丈夫なんやろか・・・」と不安になります。

そして、ついに、本番!!

前に立ったものの、逃げ出したい気持ちでいっぱいです。
でも、ここは一番、頑張らなければなりません。
素人だからという甘えは許されないのです。


リコ「本日は、第1回CFG神戸へ参加していただき、
   ありがとうございます!
   わたくしは、司会進行役を・・・      」


最初の挨拶「こんにちは~」を言うのを忘れてしまいました(泣)

あれだけ練習したにもかかわらず、
原稿をそのまま読むのが精一杯。
でも、思ったよりスラスラ読めて、緊張も表に出ませんでした。
(最初にしては、結構良かったんじゃないの~?)
自分ではひそかに思っていました(笑)

そして、懇親会。
参加者の方々と「今日の司会」についての話題になりました。
(参加者の方々(今度は本物)→みなさん、わたし→リコ)


リコ  「もう、緊張しましたよーーー!」(そうは見えなかったでしょ?)

みなさん「必死なところが良かったよ!(笑)」
みなさん「そうそう、一生懸命やってるって感じがした。」
みなさん「大丈夫、大丈夫、よかった、よかった。」

リコ  「・・・・。」


もしかして慰められている???
自分では上手く隠したつもりでも、
いっぱいいっぱいなのが、参加者の方にはバレバレだったんですね(笑)

(そっか~、自分では結構それなりだと思ったのに・・・)


少し落ち込んでいると、ある方がこんなことを言ってくれたのです。

ある方「一番最初、あなたが司会で出てきて安心したわ~。
    そうじゃなかったら懇親会も参加してなかったよ!
    もしも、ターザンさんが司会やったら帰ってたわ(笑)」

(ターザンの名誉のため言っておきますが、悪人顔とかではありません(笑))


“第1回CFG神戸”前例のないこの会に参加して、
最初、とても不安だったこの方は、
どうみても素人司会のわたしが、必死にしゃべってるのを見て、
安心したというのです。

これって意外でした。
上手な司会だけが全てじゃないんですね。
こんな“へなちょこ”な司会者でも、誰かに影響を与えることができるんです。
役に立つこともあるんです。

そうか、わたしの“売り”は必死なところ、
ド素人なところなのだと気付きました。
なにも上手にできなくていいんですよね。

・・・ですよね?(笑)

それに「あの子にできるんだから、私にもできそう・・・。」と、
自信を持ってくれるかもしれないんです。
かなり身を犠牲にしてますが(笑)誰かの役に立ってますよね。

・・・立ってたら嬉しい。


こんな風にわたしの初司会は幕を閉じたのでした。
参加者の方に慰められるような“へなちょこ司会”ではありましたが、
“人前が苦手+消極的×あがり症”のわたしでも、
やればできるんだということがわかったのです。


懇親会もお開きになり、帰りの電車でターザンが言いました。

ターザン「今日は頑張ったな!お疲れさん。ホントよかったよ!
   どう?司会、やってよかった?」

リコ「うん。よかったわ~。みんなに慰められたけどね(笑)
   でもいいねん。ちゃんと最後までできたし。」

ターザン「何するんもそうやけど、結局は、
   できるようになったから“やる”んじゃなくて、
   “やる”から、できるようになるねん。」

リコ「確かにそうかも。」

ターザン「せやろ?“やる”となったら失敗せんように必死になるやろ?
     だからできるねん。」


わたしは、すっかりこの“ワナ”にかけられていたんです。
でも、そのおかげで、私にとっては「司会」という別世界のものに
挑戦することができました。
それに、素晴らしい仲間と出会うこともできたのです。
(ほらっ、そこで踊っているあなたにも!(笑)詳しくは創刊号を。)

そして、これからはじまるワクワク、ドキドキの世界へ
一歩踏み出すことになったのです。

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